宙の日めくりカレンダー2019

星空撮影に出発!

私の住む町からだと街明かりで星座がうまく撮れないので、いつも2,3時間くらい車を走らせて、宙が暗い撮影スポットに行っています。

撮影スポットに着いたら、カメラをセッティングして撮影開始。
星座の写真を撮るときは1分くらい露出をするのですが、意外と長く感じます。

うっかり三脚に足が当たって、せっかくの写真がぶれてしまった…
カメラレンズの方向にライトを向けてしまった…という失敗もたまにあります(笑)

シャッターが切れるまでの時間は星空を眺めて、ぼんやり過ごしています。
宙と私だけの世界にいるような気分になれる、とても好きな時間です。

写真に星座線を描く

家に帰って、撮影した写真を一通り整理したら、星座の形を分かりやすくするために、星座を形づくるひとつひとつの星を結んで、“星座線”を描く作業をします。

アンドロメダ座の場合だと…

こうなります。

実は、星座線の引き方は正式に決められてはいません。
そのため、何の資料を見るかによって、線の引き方が違ってきます。

私は、国立天文台の副台長さんが書いた星座の本とにらめっこしながら、星座線を描いています。
「イラスト図解 星座 」渡部 潤一 (著, 監修, 監修)

少し余談ですが…
こういったお仕事をしていると、たまに「おすすめの星空の本はありますか?」と聞かれます。

星空の本と言っても「神話を知りたい」「見つけ方を知りたい」「天文学的なことを知りたい」など
何を知りたいかでおすすめする本は変わってきます。

さらに、作者の文章構成や言葉遣い、イラストの量などによっても好みは分かれてきます。
もし、星空に興味を持たれたら、実際に本屋さんでいろんな本を手に取って、自分に合う本を探してみてください。探す過程でいろいろ読んでいるうちに、自然と知識が深まっていくはずです。

 

写真を挿入して完成

星座線入りの写真ができたら、最初に作っておいた文章に挿入してコラムの完成です。
あとは、公開日が来て、皆さんが読んでくれるのを待つだけ。

宙の日めくりカレンダーのコラムを書かせてもらうようになったことで、それまで名前しか聞いたことのなかった星座を実際に見る機会も増えました。
なかには、とても暗くてなかなか見つけにくい星座もありますが、その分、見つけたときはとても嬉しいです。

皆さんにも、宙の日めくりカレンダーを通して、実際に宙を見上げて星を探す楽しさを体験してもらえたらいいな、と思っています。
これからも、宙の日めくりカレンダーをよろしくお願いします。

 

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