2010年の今日。金星探査機「あかつき」が打ち上げられました。目的地は「金星」。
日本では「宵の明星」「明けの明星」として親しまれている惑星です。

あかつき

目的は金星の大気を中心に調査を進め、「地球の兄弟星」と呼ばれるほど大きさや太陽からの距離が似た惑星である、金星の謎を解き明かすこと。

日本の惑星探査計画は、火星に接近しながらもあと一歩のところで到達できなかった、火星探査機「のぞみ」に続く二度目の挑戦でした。

ところが宇宙に出て半年後に「あかつき」の制御用エンジンが故障してしまい、金星の軌道への突入は失敗に終わってしまいます。

このまま計画は中断されるかとも思われましたが、「あかつき」は太陽を周回しながら、6年後に再び金星が接近する時を待つことになりました。

あかつきと太陽

そして、5年後の2015年12月7日。
諦めずに計算し続けた研究員の努力、開発者たちの働きによって、「あかつき」は見事に金星軌道に飛び込み、金星の「衛星」になることに成功しました。

これは、日本が初めて“惑星探査の結果を世界に発信できる”という、大きな快挙でした。
探査史上二度目の失敗かと思われていた「あかつき」は、その役目を立派に果たしたのです。

金星全体を覆い隠す分厚い雲、星全体に吹く秒速100mもの風、降り注ぎながらも高温の地に達するまでに蒸発してしまう硫酸の雨。

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一説では、もとは地球と同じような環境があったのではないかとも言われる金星。この惑星が辿った未知の時間はどんなものだったのでしょうか。

それを解明すべく、「あかつき」は金星を10日間かけて1周しながら、今日も様々な情報を伝えてくれています。

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