夜明け前の静かな時間帯に南の宙を見上げると、2つの星がそっと寄り添うように輝いている様子を見ることができます。
その2つの星は木星と土星。より明るく見えるほうが木星、少し遠慮がちに輝いているのが土星です。

太陽系の惑星の中で大きさ比べをしたときに、1番大きいのが木星、2番目が土星です。
惑星たちを兄弟に見立てるなら、1番大きい木星が長男、土星が二男、といったイメージでしょうか。

木星と土星の接近

木星と土星から東側へ目を向けると、赤く輝く火星がポツンと輝いています。
火星は太陽系の惑星の中では七番目の大きさ。まるで、小さな七男が長男と二男からはぐれないように追いかけているようです。

そして東の宙の地平線付近では、新月前の細長い月が見えています。
月は惑星ではなく、地球の衛星ですから、例えるなら地球の子供でしょうか。木星と土星にとっては甥っ子にあたりますね。

こんな風に惑星たちの物語を想像してみると、なんだか楽しくなってくる今日の宙です。

木星と土星の接近


木原美智子 紹介

天体望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡などの光学機器メーカー。「星を見せる会社」になるというビジョンのもと、製品の製造・販売にとどまらず、「宙ガール」「スターパーティ」などのライフスタイルを提唱しています。
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