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いまが旬の魚や野菜、果物のことを知り、心豊かな生活を送るためのヒントをお届けします。旬の食「柚子(ゆず)」

旬の食「柚子(ゆず)」

陰極まって陽が生じる霜月は、閉蔵された種の中に新しい命が芽生えるとき。木々はしっかりと冬芽をつけて、じっと春を待っています。

人生には雨の日も、嵐の日も、雪の日もありますが、時間には必ず波があります。打ち寄せる波のようにどこかで折り返し、また新しい波がやってきます。

明日は霜月の下弦の月。月の出を待ちながら夜中まで語り合う「月待ち信仰」の中で、もっとも多かったのが下弦の月を待つ「二十三夜待ち」でした。「月待ち講」は仏教や神道の影響を受けながら継承され、江戸時代まで盛んに行われていたようです。古代においては、新月や満月だけでなく、半月もトキの節目として重要視されていたことの名残りと考えられています。

なかでも、ほぼ冬至と重なる旧暦十一月二十三夜は、「霜月三夜」「三夜待ち」と呼ばれ、三が産に通じることから、子宝や子育ての平安を願う女性達の講が多かったようです。月待ち講の主尊は智慧の光をもって一切を照らす勢至菩薩、午年の守り本尊でもあります。神道では月讀命(つくよみのみこと)で、月齢を数えて暦を司ることから、先を読む農耕の神、また潮の満ち引きに関係することから漁業の神として信仰されていました。真夜中にあがる月をゆっくり待ちながら、仲間がひとつ屋根に集って心を分かち合い、励まし合う「月待ち講」は見直したい風習のひとつです。

ところで日本人なら、どこかで太陽と月を彫り貫いた石灯籠や、「日月清明」という文字が刻まれているのをご覧になったことが一度はあるとおもいます。「日月清明」はもっとも偉大な灯明である太陽と月、そして季節ごとの安定した天候や、天下太平の願いが込められています。日と月は、火と水、天照大神と豊受大神、仏教では日天子(観音菩薩)と月天子(勢至菩薩)、金と銀、赤と白、鳳凰と兎(または竜)、左巴と右巴、合気道の吸気と呼気など、さまざまな色や形で表現されています。

丸くて黄色い柚子は、手の平におさまる小さな太陽の形代(かたしろ)です。柚子湯は季節の節目に身を清める禊(みそぎ)の名残りとして今日に受け継がれている風習ですが、柚子を太陽として見れば、これもまた、火と水の組み合わせといえるでしょう。

これからゆっくりと復活していく小さな太陽を湯船に浮かべて、大きな試練や悲しみを乗り越えてきた人達にも来年はよい方向へ流れが変わっていきますように、一陽来復を祈りましょう。

鏡餅飾り
フォレスト昭和館で「旧暦からみた年中行事」について、講演をさせていただきました。写真は、室礼の先生方による鏡餅飾り。

一富士、二鷹、三茄子
各テーブルごとに、工夫を凝らした盛り物が置かれた華やかな会場。「一富士、二鷹、三茄子」は、リンゴのフジ、鷹の爪、季節はずれのナスは砂糖漬け。

かぼちゃ、ゆず、さねかずらの3点盛り
我が家はごくシンプルに、かぼちゃ、ゆず、さねかずらの実の3点盛り。

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