白露

 

七十二候

草露白(くさのつゆしろし)イメージ

草露白(くさのつゆしろし)

草花の上に降りた朝露が、白く涼しく見える頃。夏から秋への変わり目です。「露が降りると晴れ」という言葉があり、朝霧は1日の天気を伝えてくれます。

鶺鴒鳴(せきれいなく)

鶺鴒が鳴きはじめる頃。鶺鴒は水辺を好む鳥のため、川の上流域に行くほど多く見られます。町なかでは、あまり見かけられないかもしれませんが、民家の軒下などにも巣を作ります。

鶺鴒鳴(せきれいなく)イメージ
玄鳥去(つばめさる)イメージ

玄鳥去(つばめさる)

暖かくなる春先に日本にやってきたツバメが、暖かい南の地域へと帰っていく頃。また来年の春先には戻ってくるので、しばしの別れとなります。
写真提供 Takasanpeさん

旬のもの

秋刀魚(さんま)写真

旬の魚 秋刀魚(さんま)

秋の味覚の代表である秋刀魚。美味しい秋刀魚は皮がピンと張り、背が青黒く光っています。頭から背中にかけて盛り上がり、口先が黄色をしているのは脂が乗っているあかしです。

旬の野菜 南瓜(かぼちゃ)

おかずにもお菓子にも使えるかぼちゃ。かぼちゃには免疫力を高めるBカロテン、冷え症改善によいビタミンEが多く含まれているので、季節の変わり目であるこの時期にぴったりです。

南瓜(かぼちゃ)写真
鶏頭(けいとう)写真

旬の花 鶏頭(けいとう)

ニワトリのとさかのような花を咲かせることから、この名前がつきました。トサカ系、久留米系、キルドシー系、プルモサ系と4つの系統に分かれており、草丈や花の形は様々です。

旬の果物 梨(なし)

シャリシャリとした食感がくせになる梨。日本で栽培されている果物の中では最も古く、弥生時代の遺跡からも梨の種が見つかっています。枝がついていた頭よりも、お尻に甘みが詰まっています。
(写真提供 Reikaさん)

梨(なし)写真
中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)写真

旬の行事 中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)

旧暦の815日は満月にあたり、「中秋の名月」または「十五夜」と呼びます。ちょうど里芋の収穫時期でもあるので「芋名月」とも呼ばれます。日本では月見団子やすすきをお供えしますが、地域によっては芋や栗も供えられます。

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